乳首の黒ずみに効く美容成分

トラネキサム酸とは?美白効果と副作用を徹底解説

トラネキサム酸とは

美白クリームや美白化粧品などに配合されていることが多い「トラネキサム酸」。美白効果が高い成分として有名な成分ですね。

トラネキサム酸以外にはハイドロキノンも美白成分として有名ですが、ハイドロキノンは”お肌の漂白剤”と呼ばれるほど美白効果が高いかわりに、白斑など副作用のリスクがあります。

その反面、トラネキサム酸は安全性も高いことで知られていて、副作用の心配もほとんどありません

この記事ではトラネキサム酸の美白効果と事前に知っておきたい副作用についてまとめましたので、これからトラネキサム酸配合の美白クリームなどでケアをおこなっていこうと考えている方は、ぜひ参考にされてみてください。

トラネキサム酸ってどんな成分?

トラネキサム酸とは

もともとトラネキサム酸は美白成分としてではなく、抗炎症薬や止血剤として医療機関で処方されていました、

そして、トラネキサム酸を服用していた患者さんに肝斑(シミ)の改善がみられたことから美白成分として注目を集め、2007年からは美白化粧品などのコスメに配合されるようになりました。

日本皮膚科学会では、本当にトラネキサム酸は黒ずみに効果があるのか真偽を確かめるために、以下のようの検定もおこなわれています。

第1回目はトラネキサム酸5%含有クリームとトラネキサム酸0.5%含有クリームの肝斑に対する効果を二重盲検,群間比較試験で行なった。やや有用以上の有用率は両群とも70%以上であった。第2回目はトラネキサム酸5%含有クリームとその基剤を対照として,肝斑に対する効果を二重盲検,群間比較試験で行なった。やや有用以上の有効率はトラネキサム酸5%含有クリームが54%,対照のクリーム基剤が48%で両群間に差はなかった。しかし,重症度による層別解析を行ったところ重症例ではトラネキサム酸5%クリーム外用群(7例)の改善率が85.7%で,対照クリーム外用群(10例)の改善率は30.0%であった。U検定を行ったところ有意差を認めた。

参考:皮膚の科学

少し難しいですが、ざっくりまとめると「トラネキサム酸が黒ずみに効果的な成分であることを認める」ということが書かれています。

トラネキサム酸の美白効果

トラネキサム酸の美白効果

まず前提として、トラネキサム酸は厚生労働省から美白効果が認められている有効成分です。

そのため、トラネキサム酸を一定以上配合してある美白クリームは、「化粧品」ではなく、より効果効能に期待ができる「医薬部外品」と謳うことができるのですね。

トラネキサム酸で黒ずみを改善できる仕組みとしては、黒ずみの主な原因であるメラニンの生成を抑えて色素沈着しているメラニンを排出していくことで、今ある黒ずみを改善していく…という仕組みです。

メラニンの生成を抑えられる理由は、トラネキサム酸には「抗プラスミン」という作用があり、メラノサイトにメラニンを作るように指令を送る情報伝達物質プラスミンの作用を抑制する作用があるからですね。

また、トラネキサム酸には抗炎症作用があり蓄積した肌ダメージを修復させる作用もあるため、健康的な肌環境に導いてくれる効果もあります。この効果によって黒ずみの改善だけでなく予防にも期待ができます。

トラネキサム酸の副作用

トラネキサム酸には大きく分けて2つの種類があり、「服用するタイプ(錠剤など)のトラネキサム酸」と「塗るタイプ(クリームなど)のトラネキサム酸」があります。

どちらのタイプを使用するかによって副作用は変わってきますので、それぞれの副作用を確認していきましょう。

服用するタイプは副作用の可能性あり

服用するタイプのトラネキサム酸には、食欲不振や胸焼け、嘔吐、吐き気などの副作用が起こる可能性があります。

用法用量をきちんと守り、医師や薬剤師に相談したうえで服用していれば上記のような副作用が起こるリスクを抑えることができますが、もし副作用が起きた際には自己判断せず必ず医師に診てもらうようにしましょう。

塗るタイプは副作用の心配がない

一方で、塗るタイプのトラネキサム酸は内服するタイプと比べて効果はやや緩やかになりますが、副作用の心配なく使っていくことができます。安全面を考えるのなら塗るタイプでのケアがいいと言えますね。

また、多くの美白クリームはトラネキサム酸だけでなく、グリチルリチン酸2Kなどのダメージケア成分やヒアルロン酸などの保湿成分も配合されていますので、肌環境を整えながら美白ケアをしていくことができます。

そのため、肌荒れなどが起こるリスクもほぼないですね。

ただし、敏感肌で肌荒れしやすい方ですとトラネキサム酸がお肌に合わずに荒れてしまう可能性もゼロではないので、デリケートな部分に使う前にパッチテストをしてから使うとより安心して使っていくことができます。

乳首の黒ずみにハイドロキノンは刺激が強すぎる?副作用も知っておこう!

ハイドロキノンの副作用

黒ずみに効く成分として「ハイドロキノン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ハイドロキノンはお肌の漂白剤とも言われるほど美白効果が高い成分で、黒ずみ改善だけでなくくすみやシミなどの改善にも用いられることがあります。

しかし、効果が高いということはその分、作用が強いということ。当然、副作用のリスクもあります。

ハイドロキノンの副作用について知らないまま使っていると、副作用が出た時に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することもあるかと思いますので、ハイドロキノンでケアをしようと考えている方はぜひとも副作用についてしっかりと理解した上で使っていくことをおすすめします。

この記事では、使う前に知っておきたいハイドロキノンの副作用について詳しくまとめましたので、参考にされてみてください。

ハイドロキノンが黒ずみ改善に効果がある理由

ハイドロキノンの副作用

ハイドロキノンはいちごや麦芽などの天然由来の成分で、お肌の漂白剤と言われるほど美白効果が高いです。そのため、扱いの難しさから2001年までは医師や薬剤師の管理下ではないと扱うことができませんでした。

2001年の薬事法の規制緩和以降は化粧品などにも配合されることが認可されていますが、美白効果が高いからこそそのくらい扱いが難しいということは知っておいたほうがいいポイントですね。

さて、ハイドロキノンが黒ずみ改善に効果がある理由についてですが、ハイドロキノンには「還元作用」という作用があり、還元作用によって酸化してしまったメラニンを酸化する前の状態に戻すことができます。

すると色素が薄くなるため、黒ずみが目立たなくなっていきます。

さらに、メラニンを作り出す色素細胞であるメラノサイトの数そのものを減少させる作用もあり、メラノサイトの数を減少させることで生成されるメラニンの数も減らすことができます。

また、メラニンはメラノサイト内のチロシンとチロシナーゼ酵素が結合することで生成されるのですが、ハイドロキノンにはチロシナーゼ酵素の働きを阻害する作用もあります。

つまり、還元作用によってメラニンを酸化する前の状態に戻す、メラノサイトの数を減少させる、チロシナーゼ酵素の働きを阻害することで、今ある黒ずみを改善していくことができるのですね。

知っておこう!ハイドロキノンの副作用

冒頭にも書きましたように、効果が高いということはその分、作用が強いということです。強い作用があるということは肌に強い影響を与えるということになるため、ハイドロキノンには副作用の恐れがあります。

ハイドロキノンの美白効果が高いことはここまででわかりましたが、どのような副作用があるのかも確認していきましょう。

肌が一部だけ白くなる白斑

ハイドロキノンの副作用で一番嫌な症状が、肌が一部だけ色が飛んだように白くなる白斑という症状です。

低濃度のハイドロキノンを使用する場合にはそれほど心配はいりませんが、白斑の症状が出ると黒ずみより目立ちますし、何より改善がとても大変です。光線療法や免疫抑制剤の内服、ステロイド剤の内服などが一般的な治療ですね。

そして白斑が起きる原因は、メラノサイトの数が減少してメラニンの生成が圧倒的に足らなくなることです。メラノサイトの数を減少させることは、ハイドロキノンの作用のひとつでもありましたね。

つまり、ハイドロキノンの作用が白斑の原因になる可能性もあるということなんです。

赤みが出てピリピリする炎症

ハイドロキノンは安定性が悪く酸化しやすい薬品です。

酸化した状態のハイドロキノンを使用することで、ピリピリと刺激を感じ赤みが出る炎症を起こすこともあります。

そして色素沈着には「炎症性色素沈着」という種類もあり、炎症が引いて赤みが収まった後に赤みがそのまま黒ずみになってしまうこともあるのですね。

紫外線により黒ずみの悪化

ハイドロキノンを使用している場合に欠かしてはならないことが紫外線対策です。

ハイドロキノンと紫外線はとても相性が悪く、紫外線を多く浴びることで黒ずみが悪化することがあります。

この理由は、ハイドロキノンの作用にチロシナーゼ酵素の働きを阻害する作用があるからですね。本来はチロシナーゼ酵素とチロシンが結合することでメラニンが生成されますが、ハイドロキノンを使用していることでチロシナーゼ酵素の働きが阻害されてメラニンが生成されづらくなります。

メラニンは肌を黒くする作用もある色素ですが、メラニンが生成されるのは紫外線や刺激などから肌細胞を守るためです。つまり、メラニンが生成されづらくなるということは、刺激や紫外線の影響が直撃するということ。肌細胞を守れなくなるということなんです。

そのため、紫外線対策をおこたると、美白ケアをしているつもりがかえって黒ずみを悪化させる手伝いをしていることになるのですね。

外出時はもちろん、自宅で過ごしている時でもSPF30以上の日焼け止めなどで紫外線対策をしたほうがいいです。

ハイドロキノンは副作用についても理解して使おう

1~3%ほどの濃度であれば、効果は緩やかになり副作用の心配も抑えることができますが、上記のような症状が出る可能性はゼロではありません。そして、取り扱いや紫外線対策などにも気をつけなければいけませんね。

ハイドロキノンは美白効果が高い薬品ですが、もしハイドロキノンで美白ケアをするのであれば副作用について十分に理解した上で使うようにしてくださいね。